2011年9月9日金曜日

マレーシア旅行 ~ランカウイ島・番外編~

今回はマレーシア旅行の紹介の最終回。

これまで紹介できなかった小ネタをピックアップする。

◆お土産~バティック~ なまこ石鹸 体験バティック

ランカウイ島には日本人経営のお土産店が2,3ある。

どれも日本人好みのセンスの良いお店だ。

人気はやはりなまこ石鹸。

石鹸だけでなく、クリームのほか、なまこコーヒー、クッキーなどさまざま。

また、バティックというろうけつ染めが有名だ。

絵の大きさやデザイナーの違いで価格は幅広い。数百円から1万円くらいのものまである。

DANNAホテルで簡単なろうけつ染めの体験ができてとても楽しかった。

千円くらいだったので、リーズナブル。ぜひ機会があれば体験してほしい。

僕が買ったお土産。バティックの壁掛け。蓮の絵がとてもきれいで気に入っている。



◆たばこ

ランカウイはお酒とたばこが免税なので、土産に人気と聞いた。

お酒は以前紹介したが、たばこはやや紹介しにくい。

僕は嫌煙家だが、土産にと思い、たばこを見に行くと、これはえぐい。。

たばこのパッケージにグロテスクなたばこが原因と見られる病気の患部が生生と写真が貼られている。

さすがにこれは買う気にならない。

持っているだけでも不幸が寄ってきそうだ。

これだけのリスクを犯してでも吸いたいか、というメッセージだろう。

写真はあまり拡大表示はオススメしない。



◆海鮮レストラン ~ORKID RIA~

ランカウイで一番人気の海鮮料理レストラン「ORKID RIA

DANNAホテルからは遠いが車をチャーターしてショッピングのついでに昼食に行った。

店の雰囲気や経営は中華系だ。


入り口には大きなカニや魚がお出迎えしてくれる。


驚いたのはこの巨大シャコ。残念ながら食べてはいない。


料理の写真は残念ながら瞬食してしまったので、ないのだが、どれもかなりおいしかった。

ぜひ、ランカウイ島に行ったときは一度は食事をしてもらいたいオススメのレストランだ。


◆フルーツ

マレーシアはたくさんのトロピカルフルーツがある。

屋台に行くと安価でたくさんの果物が買える。

そんな中、僕が病みつきになったのか「ランブータン」。


ライチのような食感だが、甘みはさっぱりしていてやや柑橘系の風味がある。

これが屋台で100~200円も出せば山盛り買える。

食べだしたら止まらなくなる。

残念ながら日本で見たことがない。

しかし、ランカウイではあちらこちらでランブータンの木がなっているらしい。

うらやましい。

また、あの食感を味わいたい。


◆TOKYO STREET

最後に紹介が、クアラルンプールにある商業施設で「TOKYO STREET」なる、企画が開催されている。

日本のお菓子や着物、たくさんの日本に関する物品が販売されていた。

DAISOがあり、かなり繁盛していた。

たくさんの日本料理店が並んでいる中、一番人気がしゃぶしゃぶ店。

2千円程度で食べ放題。かなり列ができていて、店内も満員。

肉は薄いがそこそこおいしかった。野菜も新鮮で、しっかり栄養が取れた。

オススメのお店だ。

2011年9月2日金曜日

マレーシア旅行 ~フィッシングツアー~

今回の旅行ではダイビングやシュノーケリングがさほど期待できないという事前情報から、何とか好きな釣りだけはしてやろうと意気込んでいた。

最近は放射能の影響で釣りは控えめだったので、日本から自前のルアーセットをしっかり持ってきて、大物を釣ってやろう、いや、小物でもいいから釣ってやろうと思っていた。

ランカウイ倶楽部の料金を見ると2人までで700RM。

うーん、日本で釣りするよりはるかに高い。

一人で半額にできないか、相談したが、敢え無く却下。

別のサイトで見つけたツアー。一人390RM。

何とかこれでいいかと思いきや、最少催行人数に満たず、出発前にキャンセルになった。。

現地ツアーがあるようなので、行ってから決めることにした。

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空港で集めたツアーカタログをホテルに持って帰り、比較検討。

おおむね300~400RMの料金の中、FISHING&TROLLINGの文字に魅かれ、写真のツアーを予約することにした。


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前日、マングローブカヤックで知り合った家族のお兄さんのM君がとても釣り好きであることが食事のときに話題になり、お誘いしたところ、喜んで同行することになった。

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当日の朝、M君と一緒に送迎車で現地に。運転手はやや柄が悪そうな人相だが、いたって機嫌よく会話していた。帰りには一変しているのだが・・・。

現地に着くと、仲間らしきおばちゃんが、一眼レフで記念撮影。

その後、ボートに乗ると、なんと、手釣りの仕掛けを与えられる。

子供だましの釣りツアーは以前ハワイに行ったときに体験済みだったので、これにはさすがに猛抗議。

僕の様子を見て、運転手が面倒くさそうに近づいてくる。

僕は車で運転手に、自分がルアーを持ってきていることを十分話している。

近づいてきたので、さらに猛抗議した。

すると、「わかった、わかった。ちょっと待て」という具合になった。

10分くらい経って、何の変化もないので、さすがにこちらも苛立ちを見せると、何かを持ってくる仕草。

ようやくしばらくして、ぼろい釣竿を持ってきた。

ルアーを投げることが出来るので、そこは譲歩して海に出ることにした。


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浜辺はかなり濁っていて、日本の海と変わらない。

しかし、しばらくするとやや青くなり、沖に出ると美しいエメラルドグリーンに変わっていった。

ただ、パラオの海のように澄んでいない。ダイビングをしても透明度は低いだろう。

ボートを操る船頭さんは29歳の現地人。

最初はぶっきらぼうだったが、話していくとかなり打ち解けてきた。

釣った魚を「俺は刺身にできる」といって、切り刻んだ生の魚を食べさせられた。

醤油もなく。

意外とまずくなかった。

実はこの船頭はかなりがんばってくれた。

ルアーのポイントを幅広く回ってくれた。

途中で船頭が便意を催し、近くの観光地で用を済ませたが、その際にも、どこが良いポイントか仲間に聞いていて、そのポイントに向かったくらいだ。

いい仕事をしてくれた。

しかし、ルアーフィッシングはまったく反応がなかった・・・。

あまりにも釣れる気がしないので、仕方なく当初予定していた、えさ釣りに切り替えた。

僕もM君も魚が好きなので、小さくても釣れればそれなりに楽しい。

M君は将来、水族館関係の仕事に就きたいらしい。

夢を実現させて欲しい。

***

さて、釣れた魚の一部を紹介。

ベラ・ブダイの仲間。色がグロテスク。


タカベ系の仲間。大きくなるとおいしいらしい。地元でも人気のようだ。

ムツ系の仲間。こいつは入れ食いだった。

スズメダイの仲間。これも入れ食い。色があざやか過ぎて食べる気がしない。

何かわからない雑魚。

一家釣り!でも小物。

これは日本でもまったく同じ魚種のマハタの子。大きくなれば高級魚。

最後は現地のタイ系の魚。人気魚種のようだ。

釣った中で大きいものは、船頭が欲しいようだったのですべてあげてきた。

通常3時間程度のツアーだが、朝の10時から夕方の4時くらいまでやっていた。

船頭が時計を持っていなかったので時間がわからなかっただけかもしれない。

料金はパンフを良く見ると、ボートあたり350RM。

安すぎることに気づかなかった。

帰りも例の運転手。

僕たちの戻りがかなり遅かったことも重なり、往路とは一転、不機嫌そのものだった。

***

現地で聞いてみたところ、高いツアーでもなかなかバラクーダなどの大物は釣れないらしい。

マリンスポーツをするならランカウイではない方が良さそうだ。


◆結論◆

現地の安価なツアーは慎重に。